2021年3月7日日曜日

2021/03/07 Amateur Radio Transceiver Made by Software Engineer #7

2021/03/07 softwareエンジニアがつくるtrx #7
Unfortunately this text is in Japanese only.
PAの確認では散々な結果でしたが気を取り直して送受信切り替えへ。
PLL LO発信機・mixer・LNAより一番悩んだところ。最初に検討したのは高周波リレー。できれば2c接点構成が都合が良いが。昔は秋月にGHzまで対応したOmron高周波リレー(RFリレー) 5V 50Ω SPDT 「G6Y-1 DC5」とかいうヤツが売っていて過去記事にも使用例がみられるが、ディスコンの様で入手できない。同等品を探すとOmronやPanasonicから出てはいる様だが。ドライブ回路さえ作って消費電力と接点寿命に目をつぶれば動作が分かり易くて良いのだが、反対に送受信のたびにカチカチいうのもなぁ~。同軸スイッチとかもあるみたいだが無線機数台を余裕で買えるような価格で目ん玉👀飛び出そうだし。
他に検討したのはPINダイオード。切り替え音がしない、接点じゃないから長寿命、消費電力と引き換えに電流流せば大電力の切り替えも可能で歪も少なく価格も安い!と良いカンジなのだが、特性の良い回路はシリーズとシャントを組み合わせて組まないといけないみたいでソフト屋には敷居が高い。

悩んだ末に選択したのはFETスイッチ。アンデバのHMC349、849、8038とか合って849は6GHzまでいけるみたいで5.6Gで使えそうだが2ヶで$6ケチって349に💦

SPDTの1回路。
OFF時は50Ω終端になってるんだ、へぇー。5V入れたら2Wまで行けそうに見える。

1.2GHz付近の挿入損失は1dB前後位で思ったよりもロス大きい。4GHzまでで2.4G帯でもロスはmax1.5dBなので余裕で使えそう。

3V入れたら1Wちょい、5V入れたら2Wくらいまで耐圧ある様に読めるが。
終端側の耐圧は26.5dBm≒445mwなので、切り替えミスするとまた💦火を噴くなこりゃ。機械式じゃないからスイッチング速度はめっちゃ速いけど。

1295.1MHzを-20dBのATT経由でSDRに注入。スペアナ欲しい💗

-9.1dBFS
スプリアスにイライラする💦

スイッチを通して接続。RF1とRF2の特性が一緒という前提でRF1側のON/OFF特性を見てみることにする。オーダーした時の写真からイメージしたものよりもずっと小柄な方でした。

無給電時。
-34.8dBFS
-25.7dBも減衰するのかぁ~。無給電でスルーとかが良いが通電前提ですねこりゃ。無給電での受信は致命的ですね。

Vctl = Vcc (High)
-10.7dBFS
挿入損失-1.6dB
データシートよりチョイ悪いがSDRで正確な測定値は望めないが、当たらずしも遠からずですね。

Vctl = GND (Low)

-52.3dBFS
アイソレーション-43.2dB
2W(33dBm)入れたら-10.2dBm(95.5mW)だし、無給電時はLNA入力をGNDに落とさないとマズいですね。
とりあえず全部品の特性は把握。

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