電子国土 ラスター地図 web api の国際標準化
Unfortunately this text is in Japanese only.GSIとは無縁のワタシだが、最近の電子国土のオープン化、国際標準化は目覚ましいものがあると評価できるし歓迎したい。特に震災以降GSIの必要性・有用性がクローズアップされ、その後の対応は目を見張るものがあり、電子国土V4でも以前に比べれば使用し易いと思ったが、web I/Fについてはディレクトリ構造を意識したプログラミングが必要だった。
アクセスインターフェイスの国際標準化によって最も有意義なのは既存ソフトで即座にアクセス可能となる点だ。それを知ったのは[このサイトのページ] を見て。詳細なインターフェイスは[電子国土のこのページ] に載っている。
http://cyberjapandata.gsi.go.jp/xyz/std/{Level}/{X tile No.}/{Y tile No.}.png
この単純なURL指定でPNG形式の地図画像が取得できる!
GARMIN の JNX形式ラスターファイルをスマホで表示できるandroid携帯ソフトを作ろうかなぁ〜と思っていたが、それも必要無くなった。OsmAndでタイルマップ指定ができ、そのインターフェイスが国際的にディフェクトスタンダードな形式らしいのだが、まさに上記URL形式だから。
URLを上記の形式で指定。
ズームは2〜17までフルに指定してみる。
タイルマップに設定したものを選択。
こごは「電子国土V4」という定義名で作成。
で、WiFiでインターネットに接続した状態でOsmAnd+で地図を表示させてみると...
携帯電話で電子国土のラスター地図が即表示可能。
以前からiPhone(iOS)用には [FieldAccess] という類似ソフトがあるのだがオープンな環境と言えばやはりAndroid。
だって、ソースコードがあるんだから♪
電子国土の新しい地図がOsmAnd+で表示できる。
キャッシュファイルは/osmand/tiles/ の下に作成した定義名のフォルダができ、その中に階層的に自動保存される様だ。
つまりこのケースの場合は/osmand/tiles/電子国土V4/
横方向に自動回転表示することはもちろん、OsmAnd+のノースアップ(North-Up)やヘッドアップ(Head-Up)の指定でコンパスの方向に追従したり、常に北が上に表示させたりという事も。
キャッシュには期限が付けられるので期限を切らなければオフラインでいつでも使用可能と思われる。インタフェイスがオープンで標準的なので自分でソフトウェアを作成するのも楽。
たとえば、指定した区域の特定レベルデータを自動的に取得してオフラインデータとして表示できるようにすることや、GARMIN JNX ファイルを作成するソフト、紙地図として印刷するソフトなど、ワタシでも比較的簡単に作成可能。お正月は暇だから呑みながら何か作ってみようかなぁ〜、 OpenLayers API もあるし♪
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