2014/07/26 石並川本流 (尾鈴山系) ゴルジュ遡行
Unfortunately this text is in Japanese only.前夜、北九州よりボチボチと出発し車を走らせる。
10号線沿い、「道の駅日向物産館」に駐車して仮眠。
ココはウォシュレット付きトイレで快適です。
ソロは2回目。前回は初級だが今回は一応5級?
興奮してたのか目覚ましよりも早く目が覚める。
欅谷を遡行した際、皆にわがまま言って入渓点の下見させてもらってたので迷わず到着。水量は減水の模様。
新毛谷橋と入渓点の橋や駐車スペースについて。新毛谷橋の下に入渓点の橋があり、その横に駐車スペースがある。
写真上が新毛谷橋。と、いう事は下の入渓点の橋は毛谷橋?
スペースは詰めれば3台は駐車可能ですが、川遊びの人が来るので端にとめたほうが無難です。ワタシは真ん中に停めて迷惑かけちゃいました。ごめんなさい。
入渓点。
下の橋から飛び込み用の縄が2本(@_@;
さて、泳ぎまくりましょうか!
水面は静かで標高が低いため水温は朝一番でもぬるい。
スグに石並川特有の景色に。
水の透明度もなかなかよろしい!
泳ぎっぱなしかと思っていたが、瀬も多い。
全体を通して距離的に3/5位は泳いでいるカンジ。
今日の足元はFIVE TEN water tennie(初期型)。
乾いた岩の部分を除き、河原の石は(地衣物は濃い茶系)ぬめりが強くステルスは難儀する。小牧谷もそうだったが、石並川水系はフェルトが良い様です。
減水してるからか、側壁からの滝は少ない。
いうまでもありませんが、遡行と言ってもほとんどがこの様な泳ぎ。ひたすら泳ぎ。黙々と泳ぎ。
泳ぎもへつりも体力要るので、両岸が歩ける時は無理に泳がない。
こんな「へつり→這い上がり」箇所が簡単だが意外に面倒。
釜に差し込む日差しで水の色が輝いて癒される。
水面に移る青空。
暇なんでみっちいとブツブツ話をしながら泳ぐ。
誰か見てたら頭おかしくなったと思われるかも。いや、ココ泳いでる時点で既におかしいな。。。
まぁ、ゴルジュっちゃあゴルジュかも。
日も差してくるし由布川みたいに両岸がそそり立ってもないので威圧感、圧迫感は殆どない。
やっとアクセントになる2m滝の釜。
クリームソーダで綺麗だがもちろん要注意。
まぁ、今日は水量少ないしライジャケつけてるから浮力不足って事はないとは思いますが。
右が簡単だけどその先が泳ぎになるため渡渉して左壁を苦手なクライミング。
丸木谷出合が見えてきた。
ここの谷も土砂の影響が。
以前は水流を見極めながらガンガン泳いでただろう大釜はスタスタと河原歩きに。
ここで一休みして行動食。
アレ?携帯のアンテナ立ってる!?
sgさんに滝の写真を送信。
写真で見て想像してたよりちいちゃな滝でした。
チョット行くと「アッ!何か有るなっ」と感じる。
正面に壁がそそり立って谷が折れてる?
ゴルジュに有りがちな雰囲気。
ドンピシャで勘が当たる!
リフトさんが言ってた核心の滝の様だ。
チャプチャプと泳ぎながら弱点を探すが決定的に弱い部分は見つからない(^_^;;
緩い放射状流があり泳ぐのを止めると押し戻されて下がっていくし写真や動画も撮らないといけないので忙しい。
釜で滝の反対側に浅瀬があるためソコまで泳ぎザックを置いてゆっくりと眺める。
浅瀬から正面の滝。
いゃ〜、いい天気ですね♪
減水気味でゴルジュ突破には絶好のコンディション。
左壁のどこかを登るのは分かるケド「残置スリングを頼りに」とか「残置にあぶみを使って」とか見たような気がするがスリングは無いよ(^_^;;
今日は突破のインチキ道具満載で臨んでいるのでストロングスタイルで空荷で水線右から攻めてみる事にする。
へつりで近づくもやはり水流は速い<当たり前やろ!
ソロなんでサラシ場に沈んでも誰もロープで引き揚げてもらえないし、仕方なく左からへつる。
まぁ、詳細にイロイロ書いたら面白くないでしょうから現地で楽しんでくださいませ。沢はいつでもオンサイトですから。
因みにこの水量なら残置は不要です。
滝上から。
ライジャケ着けてないと、巻き込まれたら潜って泳がないと脱出できないかもね。
その後は泳いだり河原歩きしたり。
天気良いので水面も緑も綺麗でした。
側壁も低くなってフツーの沢歩き。
途中から水の透明度も一層良くなりました。
頭上に朽ち果てた橋。
右岸に林道っぽいものも見えるように。。。
とっても綺麗なのですが、谷が平凡になって正直飽きてきたところ前方に橋が出現。
予定では、この先の数個の滝を登り小牧谷出合まで行って脱渓の予定でしたが、核心の滝の先がこの河原歩きでテンションが下がってきたのでここで終了としました。
楽しい水遊びでした♪
さて、これからがワタシの核心。
炎天下の林道、熱中症との戦いの開始です。
でも、林道は日陰の場所がほとんどでフラフラになる様な事はなく、支谷を発見する度に頭から水浴びしながらゆっくり2時間で入渓点に戻る。
途中で丸木谷に掛る橋。あじわいのある古い石版。
一泊してココから入渓し丸木谷も遡行したかったけど、慣れないソロなんで欲張らない事にする。
入渓点に戻ると2家族が子供を水遊びさせてた。川ガキは上半身裸でも寒くないようだ。こっちは上下5mm厚ネオプレンなのに。ガキのイルカの浮き輪がゴルジュ突破に使えるか気になったがお母さんの前で「乗せて!」と言えなかった。
次回、このエリアに来る時は丸木谷とメジャーな甘茶谷とかのセットがいいかも。
おぉー 行ってこられましたか 核心の3mは残置スリングなくなったんですね しかし動画凝ってますね すごい!
返信削除♪リフトさん
削除核心の滝は面白かったです♪残置不要で無い方が楽しいですね、減水してたから言えますが(^_^;;
下山時いのと橋も通るし尾鈴山系は遠いので一泊して丸木谷にも行きたかったですが慣れないソロなので思い留まりました。
これで九州本土三大ゴルジュは由布川の核心みこやしき滝、メガネ滝、メクラ滝を除き終了で、なんちゃってゴルジャーとしてはひと区切りつきました。
来週はチャーさんの都合と天候次第ですが甲川に行こうと思っています。ご都合良ければご一緒にいかがでしょうか?
動画は超簡単に作成できますよ♪
あの橋の下から遡行したのね~
返信削除ほんと泳ぎまくりの沢なのですね
♪ワタ姉さん
削除泳ぐ距離は長いですが減水してたので楽させてもらいました。
増水気味の安房川遡行時の様に毎回泳ぎ出す前に流される距離計算して飛び込むなんて事は不要です。核心の滝の釜以外は水の流れを読む必要もないし。
元々ソロは不向きですがコンディション・メンタル・体力の関係でワンチャンス狙いでしたので。。。ご心配をおかけしました<(_ _)>
甲川いいなぁー 残念ながらお盆までは自由になりません。 お盆を過ぎたらどこぞの沢にでも行きましょー
返信削除♪リフトさん
削除今週末は沢どころか、お家でお留守番してても心配な程の台風が上陸?かもですね。
九州のぬるい水に慣れたワタシですので今シーズン甲川は見送りかなぁ。
変態ゴルジュ完全水線突破でも、ゆるふわ癒しの焚火沢でも良いので、気が向いたらお付き合いくださいませ♪