2014/05/03〜05 屋久島 瀬切川 ゴルジュ遡行(3日目)
Unfortunately this text is in Japanese only.昨日何度も位置確認して、今日は最後の右曲りの滝群を超えれば平瀬に達して脱渓の予定。なのでゆっくり目に起床してラーメンを食べる。弱い雨が降っている中を出発。
出発早々40m?程の谷一杯に広がる淵を泳ぐ気もなれず右岸を巻く。ここが少しいやらしく30度前後の斜面は実はすべてドスラブの上に落ち葉が乗っていて
巻き終わって渡渉し下流を見る。
昨日の寝床の大岩が見えている。
しばらく進むと2段階段状の滝。
右の階段状が進めそう。
正面から見てみるともう1段上部にある。
2段滝の右を登ると上部の滝の釜になっているかも知れないと思い右岸を巻く事にした。
上段の幅広で美しい滝。
晴れていればもっと印象的だろう。
初めて3人揃って記念撮影。
巻きは左壁のブッシュ沿いに。
ただ、左から支流が流れ込んでいるため、支流のチョイ上で渡渉して巻きの取り付き開始。
巻きの途中からすぐ傍にスラブ滝を臨むことが出来る。
滝すべてを巻くつもりだったが、滝の直近を行くとどうも岩壁に頭を押さえられそうな予感がする。3日間巻きばかりだし、一旦スラブに少しだけでも出て直登を楽しむことにする。
百さんリードで先行。
スラブに降りた下の様子。
雨で濡れてはいるがステルスソールはバチ効き。ほとんど巻き終わっているので登攀距離はわずか。でも安定したビレイ点まで30mロープでギリだった。もう少し下部から登攀したいパーティーは50mロープが必要。
登ったところにもう一段滝があった。
スラブ斜面はステルスソールのフリクションなら行けるかも知れないが、ドボンして下流に流れたら幅広滝だし、左壁を立木頼りに無理やり登る。
その後、そのまま右岸の緩傾斜スラブを数10mトラバースした後、谷に降りる。
ここには大きくて綺麗なポットホールもあったが生憎の天気だ。
最後の小滝を登る。
泳ぎたくないので最後まで小巻き。
一挙に平な谷になる。雰囲気は淀川だ。
快晴なら美しいだろうが、平凡な谷を雨が降ってるなか二俣付近まで行っても帰りの林道の距離を延ばすだけなので、この辺で適当に脱渓する事にする。
地図を見て林道と一番近くて平坦な個所を決め、右から支流の斜面を適当に上がると、少しの時間で林道に脱出。
今回の遡行の足。
シゲさんのCanyoneer2、ワタシのCanyoneer SAR、そして百さん新調 モンベルのゴム底渓流靴!
フリクションは良好だったらしい。
タイプ的にはFive Ten ウォーターテニーをもう少し頑丈にしたカンジ。
百さん、お疲れ様でした♪
シゲさん、お疲れ様でした♪
去年初めて屋久島入島、我々と一緒に沢に入ってすっかりハマったのでは?
途中、上大川橋を渡り花山歩道登山口を通って大川バス停より5分位の場所に無事下山。
アッという間の3日間(実質2日)の遡行が終了した。例の如く今夜の宿は取っていない。雨は止みつつあるが、さてどうするか?
フェリーは明日の昼過ぎだが。。。
お疲れ様でした。さすが、屋久島三大険谷のひとつ、迫力ありますねえ。
返信削除詳細な写真と記録、ありがとうございます。夏に挑戦する際の参考にさせていただきます。
下山後、我が家に寄られるかなあと楽しみにしていたのですが、残念でした。
期待を裏切らない険しい秀渓でした。
削除ポイントは巻きの見極めで、夏に行かれるならルートの自由度は上がると思いますが巻きが暑いと思います。
我々は1ヶ所巻きルート選定に多分失敗してて大高巻き+懸垂になりました。選定が上手くいけば懸垂は無いハズです。
ただ、全体的にあまり藪はうるさくなかったです。
この↓遡行図は大変ためになりました。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&ved=0CDsQFjAC&url=http%3A%2F%2Fpinnacle-mountain.jp%2Fhp%2Freport%2F2008%2F20081011-segiregawa.pdf&ei=IHlvU-mvG4Tm8AXYnIHgAQ&usg=AFQjCNFdVP5M_YJ7RvBdL5tfkADPyR52Cg&sig2=FmCWQeq9e0nnVmodas0CXg&bvm=bv.66330100,d.dGc&cad=rja
帰りはあつかましく一泊願い出ようかと頭をよぎりましたが、偶然トッピーに空きがありましたので1日前倒しで帰福しました。
次回は是非お言葉に甘えさせていただき沢談義をお願いしたいと思います。
poohさんこんばんは。屋久島いいですねぇー 羨ましい また今年も遊んで下さい(^^)
返信削除リフトさん、こんばんわ♪
削除次第に汗ばむ様な沢日和の季節になってきましたね。
こちらこそ今シーズンもお手柔らかに!よろしくお願いします。