2013年5月13日月曜日

2013/05/03-06 Riv.ANBO and YODOGO #1

2013/05/03 屋久島 安房川北沢左俣翁岳沢遡行〜高盤岳(とうふ岩)〜淀川中俣下降(1日目)

今年のG/Wも屋久島の沢に入ることにした。
2010年の夏に安房川を松峰大橋〜小杉谷付近まで、2012年のG/Wに屋久杉ランド〜ビャクシン沢遡行〜石塚小屋谷下降。安房川は時間的に上部を残し、荒川支流は雨で淀川を残していた。
今回、ISOさん率いる岩マルチ+沢チームと我々なんちゃって沢ヤチームの2編成。
ISOさんチームは千尋滝右岸スラブ登攀後、癒しの日帰り沢からどこかピークを踏む希望だった。
ISOさんチームに癒し度満点の淀川中俣遡行〜高盤岳〜黒味岳をお奨めし、我々は安房川上部遡行から淀川中俣下降をトレースし一挙に片づける予定とした。

我々はいつものなんちゃって屋久島遡行チーム4人衆でチャーさんが多忙で代わりにシゲさんが参加。百さん、ワタ姉さん、シゲさん、ワタシPoohの4人編成。
コースは白谷雲水峡〜辻峠を越え、大株歩道軌道終点入渓、安房川北沢左俣翁岳沢とし、花之江川から湯泊歩道で高盤岳(とうふ岩)に寄って淀川中俣下降とした。
本当は名渓と言われる北沢右俣のゴルジュと連瀑帯を見たかったケド、この編成では少々不安がありエスケープルートもなく4人全員今シーズン初沢でトレーニングと連携不足という事もあり左俣とした。
シゲさんは初屋久島♪
百さんが最多で8回目。
今までは全てトッピー&ロケット高速艇でしたが今回初めてフェリーで入島。車2台積んで計8人。高速艇の倍、4時間の船旅。








1日目は大株歩道入口から旧軌道終点までなので、バスかタクシーで荒川登山口から入ろうとしたがISOさんチームにお願いして白谷雲水峡まで送ってもらい、車を淀川登山口まで移動させていただきました。ありがとうございました♪






途中、昔お世話になった[屋久島ガイド協会] のKさんにバッタリ。去年はHさんにバッタリだったが。ゲストさんの前だったので早々に出発。

白谷小屋分岐で一息。みんなから「ペース早すぎる!」と。。。えっ、初めて言われました。ちょっと嬉しい。コースタイムの半分で来てるし(^_^;;
シゲさんは初入島だし、今日は軌道歩きだけ。天気良いし太鼓岩に寄り道しましょう。

小杉谷の向うに奥岳の稜線が見える。
順調に行けば、明日はあの谷あたりでこちらを見ているんだなぁ〜と想像する。
岩上は人で溢れているので下段の岩をのぞくと、熱々のカップルがマターリと。。。羨まし過ぎる。。。来年は沢遡行なんてやめてコレにしよう!うん!





楠川別れから軌道を伝い大株歩道入口へ。途中、縄文杉帰りと思われる2人ほどとすれ違うも、この時間G/Wの喧騒はない。
が、いつもながら軌道歩きは精神的に疲れる。
右が縄文杉への階段。大杉谷を右に見送り橋を渡ってトイレへ。
行列のできるトイレもこの時間は人影はない。
トイレの左側の道は通行できないようにしてあったので、仕方なくトイレの高巻きに入る(^_^;;









安房川に沿った旧軌道後をたどる。
トイレのメンテナンスなどで関係者が使っているのか、薪が積んである東屋。
そして飲み水?水が引いてあった。










さらに旧軌道後を進む。
すぐ左側に安房川が平行して流れている。
どこで谷に降りようか、、、と見ながら進むが、だんだんと谷までの高度差が縮まっているので、行ける所まで進む。

結局軌道終点まで行く。と、ソコが右俣左俣分岐点でした。嬉しい誤算。
軌道の枕木の様な材木の残骸があたり一面に見られ、当時の面影を色濃く残していた。

軌道終点で谷に降りる。
これは明日遡行する左俣方向。手前右方向からの流れが右俣だ。

今夜の宿。タープ張る。前方は右俣方向。
今夜の夕食でビールや重量物を文字通り消化してしまう。入渓してないので前泊の様なものだ。何より明日朝、濡れた沢ウェアを着る必要が無い!

天候は崩れる気配はなく満天の星が散りばめられている。谷風が方向を変えながら結構吹いている。風は結構冷たい。明日の晴天を確信する。万が一の増水時のためザックに荷物をまとめて整理し移動しておく。

夜は次第に更け、ワタシ以外はシュラフに潜り込む。焚火の揺らめく火の傍で沢の絶え間ない音をBGMにウトウトしたり星を眺めたり、最高の時が流れる。

明日は予定11時間行動。ルンゼが抜けられるかどうか。不安で眠れないか、、、と思ったが気のせいの様で、日頃の睡眠不足を補う様にいつの間にかグースカ ZZzzz...おやすみなさい♪

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