2016/10/02 下の谷 左股 遡行 北川 八戸
Unfortunately this text is in Japanese only.唄げんか大橋を渡り北川ダムを過ぎ、北川の西側には藤河内渓谷の立松谷・吉小屋谷・鋸谷・七年谷。桑原山の反対側には超有名な武平谷・祝子川などのゴルジュ群が九州随一の水質で流れ落ちている。以前、地図を眺めてると北側右岸にも数多く谷が入ってるのは見てはいたが、良い沢だったら記録に残っているハズなので、ショボ沢なのだろうと思っていました。
八戸地区のコミュニティーセンターに車を置かせていただき、ご近所の稲刈りされてる方にお話しを。。。
皆さん「ヒルがおる、ヒルがおる...」と口々に。軽トラを泊めてヒル除けには効くからと綾様の足元にサロンパスをスプレーしていただいたとか。なんとも親切な方々。
「スグ滝もあるが登れんよ!」 と巻き道まで教えていただいた。
と、入渓する川を見て目が点に...
用水路の様な小川。まぁ、過去に堰堤どころか土管やら何やらイロイロと出ましたが、今回は流石にハズレ引いたかなぁ~と。でも、でもですよ、由布川だって、あんな田園風景のスグ横に地獄の底の様なゴルジュ帯があるんだから...と自分を説得して前向きに(^_^;
とりあえず入渓点を探して上流へ向かう。標高は22mらしいし目指すピークも642mと地元の皿倉山だなこりゃ!
このエリアは標高低いとヒルいるのも納得。
入渓してゴーロを少し行くと...予想を覆す良い雰囲気!! 紅い岩がある岩盤の渓。
入渓直後から、めちゃめちゃ良いじゃないですか!?
地図に記載のある滝。。。凄い!
ショボ沢どころか本流並の貫禄ですよコレ♪
おじさんの言ってた通り登れない。
まぁ、水線左なら相当頑張れば登れるんでしょうケド、落ち口の処理は難しそう。何やら祠があって祭ってる様ですし、巻きですねこりゃ。
おじさんの言ってた様に、右岸の急斜面を這い上がると立派な作業道に出ました。
作業道の切れめはゴーロの河原に。
面白そうな釜付き小滝も出てきて。ISOさん泳いで取りつきフリーで直登する。後続もジャンジャン泳いで取りつく。
入渓点からは想像できない良い渓です。
二条の左をSGさんリード。1段目をクリアし立木にランニング追加して中央左壁をハーケン1枚追加で登攀。結構悪そうなカンジ。
【動画 YouTube】
中央左壁は難しそうだったのと、2ルートでビレイして時間短縮のためワタシは2段目をシャワーフリーで。綾様とワタ姉さんはコチラの簡単な方をを登攀。一瞬シャワーになる時に外に体を出さないといけない箇所がポイントでしたが。
さらに出ました!斜ダキ+吹き出しの2段。巻きかな...と思ったらISOさんリードで。
下から見ると難しくなさそうでしたが、取り付きからヌメる!ワタシがリードしたら取り付いた時点でクライムダウンですね。しかも中央バンドトラバースは一歩目が悪い。ヌメるしシャワーが意外にきつくて視界効かず手探り。トラバース後も地盤が緩々で落石に細心の注意が。久しぶりにフォローでも痺れました。
【動画 YouTube】
入渓前の田園と用水路の様な風景からは想像できない程良い渓でした。やっぱ何が出るか分かりませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿