2014/09/13-14 耳川支流 上の小屋谷(国見岳東面)
Unfortunately this text is in Japanese only.耳川と上の小屋谷出合を出発し、下部ゴルジュ帯は寒いし下部は9月一杯でヤマメ禁漁となる連休で釣り師と出会う確率が高いのでパスし793m地点の林道交差地点で入渓の予定...でしたが。。。
ネットの遡行記録を読むと下部をパスする場合、林道歩き。多分右岸の門割林道?
左岸にも林道マーク?があるためヤブ漕ぎ覚悟でそちらに行ってみる事にしました。
入渓地点の様子。廃屋横に駐車。
予習はGoogle street view。
昔は主要国道しかデータが無かったのに最近ではこんな奥地まで!
写真と違って移動できるのが良い!
スタート地点の概要。
雷坂登山口を探すも藪に隠れて見逃し、岩壁を登って尾根に無理やり上がりピークから左岸の林道跡?ソマ道らしき踏み跡を行くも竹が横倒しとなったヤブ漕ぎに。ウォーミングアップにはなったケド時間もかかるし快適さを求めるなら林道が良いかも♪
結局、ソマ道も途切れてきて719m地点あたりから遡行する事に。これなら出合から入っても良かったか(^_^;;
予定の入渓地点より手前から遡行。
水量豊富で快晴の天気予報に反して時折小雨がパラついている。ボルダーチックな小滝も出てくる。
しばらく河原歩きや小滝を超えて予定の入渓地点に到着。林道に比べてヤブ漕ぎで時間が掛ったが、時間に余裕をみたのんびり遡行なので丁度良い。竿を出しながら行くと良いのだが、本日のメンバーに釣り師は不在。
ここまで釣り師にも出会わずお互いに良い♪
堰堤の高巻きで懸垂下降。
降り立つと更に堰堤。
遡行記録を読んで分かってはいたが少し残念ではある。
むこうかまど谷と同様に大釜の小滝も多い。真夏だったら嬉々として正面を泳いで水線をシャワーで突破するところだが、めっきり涼しくなって小雨模様のため、へつりで接近して側壁を直登という事になる。
下部は河原歩きと小滝。
以前だったら水線以外は登らなかっただろう。
最近クライミングにちょこちょこ同行させてもらってるお蔭で岩にも安定して取り付ける様になったのでルートの選択肢が増えた。ぬめる岩にカチ持ちやハンドジャムが決まるとフフッ♥っなるね♪
直登はどうか?って時のルートファインディングは楽しいし狙いが当たると更に楽しい♪
寒がりクライマー百さん、真夏ならノーハンドで行く様なヘツリでヒビル(^_^;
しかもビビリ過ぎてお約束通りドボンし、寒いので必死に上がろうとするが上がれない(^_^;;
呑み会ネタに動画撮っとけば良かったなぁ〜♪
乾いた岩を登ってる人とは別人?
直登するか悩んだ末に巻いた滝。ワタシが登っても後続は巻くだろうなっと思うとテンション上がらない。難しくはないと思うけど、水量が多いのと時折水量がバッバッと増減してるので登攀中に吹き飛ばされて流されるかも。この斜滝は写真で見るより実物は迫力があります。
真夏だったらキャーキャー言って泳いだり流されたりする所ですが、ヘツリの限定ルートだと意外に難しい個所もあって、それもまた楽しい。
脊梁の谷はどこも緑が綺麗ですね♪
魚影もマズマズ、走ってます。
いくつかの滝を巻くが、結構悪い個所もある。
小雨がパラついているのでなお更ドロ壁はいやらしい。
そろそろテン場探しタイム。
地図を見て2ヵ所程あたりをつけて進む。
ひょっこり左岸を上がった所に絶好のテン場。
タープを張ってもらっている間に焚火をおこすが、一発目で順調に着いていたので油断したのが悪かったのか、その後は粘っても火は起きず。寒くなったので諦めて着替え。
今季一回も焚火してないのにぃー(T_T
今回のテンバはこの辺り。
陶器の欠片なども見られ、かつての生活感が漂う場所。
珍しく理想的にタープが張れる(^_^;
小雨は止んで快適。
明るいうちから呑み。さて、アルコールが足りるのか。。。
睡眠不足のワタ姉さんは早くにお休み。
ワタシもウトウトして夜中に起きて呑みなおしたのは良いが調子こいてグイグイいける。
翌朝はゆっくりめに起床し、のんびり朝食後に撤収して出発。
久しぶりに軽く二日酔い気味(^_^;;
上部は大きめの滝も出てくる。
この滝の巻きは容易だったが皆さん手前の小滝に苦戦模様。
百さん本日も水を避けるため難しいクライミング的なヘツリになる。今日もお約束通りドボンと思ったが一発クリアで残念!
20m滝。
巻きはまぁまぁ悪い。
巻き道の途中から。
その後も小滝の連続。
皆さんヘツリが上達したのでは?
今日は昨日と一転して天気予報どおりの快晴♪
日が差して谷が一段と綺麗に。
この辺りも良く魚が走ってました。
その後も粛々と歩いたりへつったりして遡行。
そうこうしてると30m滝に。
晴天と緑に映えて綺麗です。
休憩して行動食を摂るも滝の付近は風が吹いて体が冷える。
1195地点まで行って、国見岳に西へ直登する枝沢や東北東に林道へ上がる枝沢も考えていたが、1050m付近のここから東北東に林道へ上がる枝沢を詰める事にする。
源頭目指して小滝を登る。
タワ姉さん、お助けテープでビレイどころかフリーソロのトップでガンガン直登。クライミングの成果ですかね♪
林道間近でガリーを避けて尾根に上がり込み、ひと登りすれば林道に出る。
チョット休憩してから林道歩き開始。
対面に国見岳山頂が見える。
しばらく歩くと林道から雷坂方面へ分岐する地点に到着。右側の倒木で塞いである方向。
終始快適な林道。日が差し込まないためか下草が生えておらず藪化してないし、暑くないため快適♪
ただし、何ヶ所か不明瞭な所や崩落して道が無くなっているところがありますのでハイカーは注意。沢ヤなら全く問題無し。
途中で上の小屋方向へ分岐する場所には赤テープに文字が書いてありました。道なりに行くと雷坂方向。
かなり下部で見つけた標識。
登山道としては一部崩落地を除き、歩きやすいと思いますが。 しかし歩きやすいが長い。。。なかなか高度が落ちないのが辛い。
往きと同様にスタート地点直近の地図上ピーク付近で藪になりヤブ漕ぎ開始。ヤブ漕ぎグレードは1級+。
スタート地点直近でGPS見ながら右往左往。耳川本流が見えて駐車してるシゲさんの車が真下に見えた。往きに登った沢側の岩壁を懸垂しようと思ったが左へトラバース気味に行くと道路に飛び出した。ソコに雷坂登山口の標識が!
道路からはヤブで見え難いので見逃してしまってた。
上の小屋谷は長くて結構スケールがあり良い沢でした。チョット中間部がダラダラ河原歩きで冗長ですが、竿を出しながら行くと良いかなぁ〜と思います。水量も豊富で綺麗だし、全体的に意外とゴルジュっぽい渓相です。人気の沢というのも分かる気がします。中級沢の教科書みたいな沢。
また行っても良いかなぁ〜と思える、数少ない沢の1つになりました♪
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