2015年6月24日水曜日

2015/06/13 INUMODOSHI valley tributary of Riv.NISHIKI in YAMAGUCHI

2015/06/13 錦川水系 犬戻峡遡行 (山口県岩国市)
Unfortunately this text is in Japanese only.
ワタ姉さんから「沢行こっ!沢っ!」と週末が近づくとメールが来た。誘っていただくのはありがたい事だが、屋久島初遡行後に発症したワタ姉さんの「沢狂いシンドローム」は回復傾向と思えたが、またぶり返してきた様だ(^_^; 今週末も九州南部は雨模様という事で北に逃げることにする。
ただsgさんみたいなベテランと違い、下調べもソコソコで地形図も読み込んでいない地域の沢に入る程の力量は持ち合わせていないため、ネットで情報が豊富な超メジャーなゲレンデ沢の犬戻峡に決定した。直前までゴルジュ連発の浦石峡と選択を迷ったのだが泳ぎが連発すると百さんが震えあがるためこちらは諦める事にする。
寂地キャンプ場を通って寂地峡と犬戻峡の出合を目指してボチボチ歩く。

出合いの寂地峡側に掛かる五竜の滝。
登れる様だが2段目の上部は結構厳しそうだ。
キャンプ場を過ぎた辺りの低い地点から入渓。

ゴーロやら樋やらを歩いて行くとF1に。
水量は並水?の様だが日が差して天気が良い割には気温が期待する程高くなく、わざわざ釜を泳いで取り付いて水線を攻める気にはなれずサッサと登る。

下部は基本的にゴーロ歩きだ。水質は良い。
日が差し込んで綺麗だが変化に乏しい。

釜付きの小滝も出てくる。
試しに取り付いてみたりして遊ぶ。

水量が多くないためか、釜からの這い上がりも簡単で快適に登れる。水量が多いとそれなりに難しくなって面白いかも知れない。

のんびりと花を愛でながら進む。
10m程の樋。
泳ぎたい気にならないし苦手なヘツりの練習にはドボンしても安全なため最適だ。












ようやくゴルジュ状の楽しそうなF7♪
ココからがハイライト区間の始まり。
「皆が登るならロープ引きますヨ」...とリードを申し出るが、どなたもお返事いただけないのでフリーソロで登る事にする。

クリームソーダの取り付きと落ち口の処理が少し難しそうに見えるがこの水量なら比較的簡単。減水してたら水線にスタンス探るところだが、今回はツッパリとステミングのみでクリア。
アクアステルスが効いたがヌメったら相当難儀するでしょうね。

登攀のハイライトのF8。

登攀が好きな人は水線のスグ左にナチュプロ決めながら登ると楽しいかも。

セオリー通り右壁を巻く。
右壁には短い間隔で新しめのリングボルトが。
クライマー百さんやっと登る気になってくれました。

登攀は簡単でビレイ点にもリングボルト2本があるのですが、写真の様に支点が滝頭直上のためフォローのビレイ解除タイミングは、特に初心者連れや増水時には注意が必要です。
安易にリリースして足滑らせたら滝へダイビングです!

F8滝頭を渡渉した地点に立ってます。
奥の滝はF9。
左側上部に1本リングボルト。岩が乾いていればリングボルトまではほぼ2足歩行。

この谷のハイライト3段25mの犬戻滝1段目。
中央の岩を登るのは簡単だが、左滝の滝頭を渡渉する際、水量が多いとビレイした方が良いかも。

2、3段目。
ここも右カンテが手がかり/スタンス豊富でフリーで快適に登れる。ここもリングボルトあり。初心者や登攀練習にはもってこいのゲレンデ。
ココはフリーだと当然のことながら絶対落ちないのが前提。


油断すると滑るので大変危険なのが滝頭。
滑れば3段目の下20m程にByeでアウトなんで。

ズク遊歩道が隣接するため、今回はココで脱渓。

遊歩道から林道へ。
ササユリが少し咲いていました。
このエリアでは人気No.1に相応しい良い沢でした。初心者連れなら木谷峡上部、こちらは大滝もあるため初級者向けかな?


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